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「悪くない代表期間だった」遠藤航の言葉の真意とは? サッカー日本代表が掲げた目標へ、キャプテンの中に募る危機感【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選の中国代表戦を3−1で勝利した。これで5勝1分の勝ち点16。次回のバーレーン代表戦に勝利すればW杯出場が決まる状況となった。それでも、遠藤航はチームが掲げた目標に向けてさらなるレベルアップに励まなければならない。(取材・文:元川悦子【中国】)

後半戦を迎えたW杯最終予選

遠藤航
【写真:Getty Images】

 FIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)も11月19日の中国代表戦から後半戦に突入。9月の埼玉スタジアム2002での初戦は7−0と大勝し、そこから前半戦を4勝1分の勝ち点13という破竹の勢いを見せていた日本代表だが、敵地・中国の一戦は完全アウェイムードを含めて全くの別物だった。

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「前回は自分たちがホームのアドバンテージを生かしながら戦えた。勝利の要因はすごくいい感じで先制点が取れたことだと思っているし、それがなければもっと違ったゲーム展開になったかもしれない。

 今回はアウェイで、立ち上がりのところはかなり注意しなきゃいけない。前回のアウェイ・インドネシア代表戦でも最初のピンチが入っていたら違ったゲーム展開になっていた。どの試合でも絶対にいくつかのポイントがあることを意識して試合にのぞまなきゃいけないと思います」とキャプテン・遠藤航は前日会見で強調した。最初から覚悟を持ってゲームに入ったという。

 今回の日本代表はインドネシア戦から先発を5枚変更。遠藤のパートナーも“鉄板コンビ”の守田英正から田中碧に変わり、微妙に異なるバランスを取る必要があった。

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