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オーストラリア代表、屈辱味わった相手と再び対戦へ

　オーストラリア代表は現地時間19日、FIFAワールドカップ26 アジア最終予選（3次予選）第6節でバーレーン代表と対戦する。2位争いは大混戦になっているため、オーストラリア代表は勝利することが重要だ。それを踏まえ、オーストラリア紙『ジ・エイジ』はバーレーン代表の時間稼ぎを警戒している。

　オーストラリア代表は初戦のバーレーン戦で0-1の敗戦を喫し、厳しいスタートを切ることになった。続くインドネシア戦は0-0の引き分けに終わったが、第3節で中国代表を3-1で下し、ようやく勝利をおさめる。さらに、第4節の日本戦で1-1の引き分けに終わり、日本代表の連勝を止めた。しかし、前節のサウジアラビア戦も0-0ドローに終わり、他会場では中国代表が勝利を飾ったことで、2位争いは混沌とした状況になっている。

　その状況の中、第6節で再び対戦する相手がバーレーン代表だ。前回対戦では、バーレーン代表の選手が転げ回って時間稼ぎし、フラストレーションが溜まったことも影響してオーストラリア代表FWクシニ・イェンギの一発退場に繋がっている。最終的には89分のオウンゴールが決勝点となり、オーストラリア代表が敗れることになった。

　同メディアは「次の試合で何が起こるのかわかり、正確に知っている。グラハム・アーノルド監督の辞任のきっかけになった衝撃的な敗北で、オーストラリア代表は時間を浪費する悪ふざけに巻き込まれてしまった」と指摘しつつも、「オーストラリア代表は、あの夜に起きたことに対する責任を逃れようとはしない。結局のところ、オーストラリア代表が負けたのは、バーレーンの堅固な守備を崩すほどボールを扱う技術が全くなかったからだ」と分析している。アウェイで行われる今節の試合に向けては「時計を合わせるとすぐにわかる。オーストラリア代表は審判もそれに気づき、追加時間で計算してくれることを願うしかない」と報じている。