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【写真:Getty Images】
久保が語るインドネシアの問題
サッカー日本代表は15日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)第5節でインドネシア代表と対戦する。スペインのラ・リーガ、レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英は、合計7万人を超えるインドネシアサポーターが集まるであろうアウェイでの試合に向けて意気込みを語っていた。
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インドネシアのサッカーに対する熱は非常に高く、日本代表も現地に到着してから熱烈な歓迎を受けていた。日本とインドネシアが激突するゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムには7万人以上の現地サポーターが集まると予想されており、非常に厳しいアウェイでの戦いが予想される。
久保は、「絶対に声は聞こえない。少しのプレイでも大げさに拍手とかをもらえるからインドネシア代表からしたら力になる」と語り出し、「彼らもあまり失うものはない。(ソシエダが)プルゼニに負けてバルセロナに勝ったりとか、そういうことはいくらでも起こり得る。ましてや(インドネシア)ホームですしリスペクトを持って臨みたい」と、完全アウェイの地で臨む試合の難しさについて指摘していた。
インドネシア代表とは、今年の1月に開催されたアジア杯以来の対戦となる。久保は、「あまりアジアカップでのインドネシアは個人的に印象にない」と前置きし、「その前のベトナムがすごい印象に残っている。そっちの印象が強すぎて、あまりインドネシアを覚えてなくて。ただ、あの韓国もやられていて国際経験も豊富。したたかなチームになっているかなとは思う」と、帰化選手が増えたことにより、戦力がアップしているインドネシア代表に強い警戒感を示していた。
もっとも、「言い方を悪くすると新規の選手が多い」と帰化選手が激増したインドネシアの問題点についても言及しており、「ただでさえ代表はすり合わせる時間が少ない。僕らもいつも常日頃から言っている。そういった部分で自分たちの方が成熟したチームではあるのかなと思う」と、チームとしての完成度は日本の方が上回っていると指摘している。
(取材:元川悦子【インドネシア】、文・構成:編集部)
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