オリギは前倒しでリバプールに合流か【写真:Getty Images】
昨夏にリバプールがフランス・リールからの獲得を発表したディボック・オリギ。そのまま1年間はローン契約でリールに残り、シーズン後にイングランドへとやって来ることになっていた。
しかし、4日付リバプールの地元紙『リバプール・エコー』によれば、リバプールはこの冬に半年前倒しでオリギをチームに合流させる構えのようだ。すでにリールと合意に達したと伝えられている。
リバプールはオリギの獲得に1000万ポンド(約18億円)を費やした。前倒しでの加入を実現するためには追加で300万ポンド(約5億5000万円)を支払うことになる。
リバプールは今季ルイス・スアレス移籍の穴を埋めるため、マリオ・バロテッリ、リッキー・ランバート、アダム・ララーナらを大型補強。
ダニエル・スタリッジの離脱もあって攻撃陣の大幅な入れ替えを余儀なくされたが、現段階では新戦力が結果を残せず、ラヒーム・スターリングがCFを務めるなどブレンダン・ロジャース監督も頭を悩ませている。
まだ19歳のオリギだが、2014年ブラジル・ワールドカップにはベルギー代表の一員として、5試合に出場し1得点を決めた。
ロジャース監督も「彼はトッププレイヤーだ。すぐにでもリバプールでプレーできる」と絶賛。不振のリバプールを救う救世主として期待をかけている。
リバプールとしては、1月末に行われるチェルシーとのキャピタル・ワン・カップ準決勝前には、オリギを戦力として迎えておきたいようだ。
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