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インドネシア代表指揮官はどんな人物?
サッカー日本代表は15日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第5節でインドネシア代表と対戦する。今回対戦するインドネシア代表を率いる指揮官はどんな人物で、これまでの成績はどんなものだったのだろうか。今回は同チームの監督を紹介する。
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インドネシア代表を率いるのは韓国人のシン・テヨン監督だ。現役時代はKリーグの城南一和天馬(現在の城南FC)などでプレーし、Kリーグでは2度も年間MVPに選ばれている選手だった。W杯出場は叶わなかったが、韓国代表としては通算23キャップを記録している。
2005年に現役を引退した後、2008年12月に城南一和の監督代行に就任。2009シーズンではKリーグプレーオフに進出すると、いきなり準優勝という結果を残している。そして、翌シーズンから城南一和の正式監督となった。
2010年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではグループリーグを首位で突破し、決勝トーナメントではガンバ大阪やアル・シャバブを破り優勝。史上初となる選手と監督の両方での優勝を果たすこととなった。2012年に城南一和の監督を辞任し、U-20、U-23韓国代表の監督を歴任。2017年7月から韓国代表の監督を務め、ロシアW杯後に退任した。
テヨン監督は2019年12月にインドネシア代表監督に就任。U-20、U-23代表監督も兼任。就任直後はA代表で結果が出なかったが、東南アジア選手権で準優勝。今年1月のアジアカップ2023では、グループリーグで日本に敗れるが、初のベスト16進出を決めている。
また、今年4月に行われたU-23アジアカップでは、オーストラリアや韓国を破るなど躍進。大会4位でプレーオフに進出するも、ギニアに敗戦となり、パリ五輪出場を逃したが、テヨン監督がインドネシア代表の底上げを行い、成長させていると言えるだろう。
テヨン監督は主に3バックを採用し、5バックで守備網を敷き、粘り強く守ってくる。今予選でいまだ未勝利となっているが、サウジアラビア代表にわずか1失点でドロー、オーストラリア代表を無失点に抑えスコアレスドローと粘り強く引いて守る守備は日本代表にとっても厄介だ。アジア杯で勝っているとはいえ、テヨン監督率いるインドネシア代表との試合は決して楽な戦いとはならないだろう。
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