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日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグでは、日夜厳しい競争がおこなわれている。その中で、アマチュアカテゴリーであるJFLからのし上がった選手も複数いる。そこで今回は、JFLでデビューしてからJ1へと活躍の場を移していった選手をピックアップする(データは11月10日の『transfermarkt』を参照)
DF:小池龍太
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年3月6日
デビュークラブ:レノファ山口(当時JFL)
J1デビュークラブ:柏レイソル
現在横浜F・マリノスで活躍する小池龍太は、4年間でひとつずつプレーするカテゴリーを上げてきた経歴がある。
JFAアカデミー福島出身の同選手は2014年に高校を卒業後、当時JFLを戦っていたレノファに加入。初年度から17試合でピッチに立ち、そのほとんどでフル出場を果たした。チームは2014シーズンで年間4位につけ、翌年のJリーグ参入を決めた。
J3でも小池の攻守にわたる活躍にかげりが見えず、右サイドバックを主戦場としながらセンターバックとしてもプレーし、年間を通じて最終ラインからチームを支えた。最終的に2015シーズンはリーグ戦30試合に出場して1ゴール2アシストを記録し、クラブのJ3優勝に大きく貢献した。
J2昇格後の2016シーズンは、右サイドバックとしてリーグ戦全42試合に出場して3ゴール3アシストを記録。この年の山口の最終順位は12位で、J2初挑戦のチームとして奮闘を見せた。そして同シーズンの終了後、2017年1月に小池は柏レイソルへと完全移籍する。
順調にステップアップを重ねてきた小池は、J1の舞台にも即座に対応。開幕3試合をのぞく31試合でスタメン起用され、右サイドバックとしてチームに不可欠な活躍を見せた。2017シーズンの柏は最終順位を「4」で終え、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018への出場権も獲得。小池はこの躍進を支えた原動力のひとりだった。
その後はベルギーのスポルティング・ロケレンへの移籍を挟み、2020年5月からはマリノスの一員として活躍している。
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