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日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグでは、日夜厳しい競争がおこなわれている。その中で、アマチュアカテゴリーであるJFLからのし上がった選手も複数いる。そこで今回は、JFLでデビューしてからJ1へと活躍の場を移していった選手をピックアップする(データは11月10日の『transfermarkt』を参照)
DF:村松大輔
【写真:Getty Images】
生年月日:1989年12月16日
デビュークラブ:Honda FC
J1デビュークラブ:湘南ベルマーレ
2019年2月に現役を退いた村松大輔は、Honda FCからシニアキャリアをスタートさせた。2008年に藤枝東高校を卒業後、同選手はJFLで戦いながらU-19日本代表に招集され、1年でプロチームから声がかかる。
2009年、当時J2の湘南ベルマーレに加入すると、イエローカード累積による出場停止の1試合(同年9月2日の栃木SC戦)をのぞき、すべてのゲームにフル出場。このシーズンは50試合でピッチに立った時間「4500分」という鉄人ぶりを見せつけた。このときの同選手の主戦場がCBだとしても凄まじい成績と言って良いだろう。
湘南は2010シーズンにJ1に昇格したが、怪我人が続出したことが大きく影響し、戦力を思うように確保できず1年で降格。村松もCBとしてリーグ戦30試合に出場する奮闘を見せたが、劣勢を覆すことができなかった。
翌2011年、同選手はJ1に留まる選択を下す。清水エスパルスに完全移籍で加入し、以降はボランチや右サイドバックとしてもプレーした。2012年7月にはロンドンオリンピックに出場するU-23日本代表にも選出され、クラブ内外でも存在感を示した。
その後、徳島ヴォルティスやヴィッセル神戸に活躍の場を移しながら、DFや中盤の選手として活躍した。2018シーズンに北九州へ移籍してから現役選手として最後にプレーしたポジションは、ボランチだった。この年はJ3の26試合に出場している。
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