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【写真:Getty Images】
横浜FCがJ1昇格を決める!
明治安田J2リーグ最終節が、10日日本各地で行われた。本年度最後の試合では、2位横浜FCと3位V・ファーレン長崎がJ1自動昇格のラスト1枠を争った。また、J1昇格プレーオフ(PO)は、5位モンテディオ山形、6位ジェフユナイテッド市原・千葉、7位ベガルタ仙台の3チームによる昇格権争いが行われている。
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引き分け以上でJ1昇格が決まる2位横浜は、レノファ山口FCのホームに乗り込んだ。試合は前半から両チームともに慎重な展開に。特に自動昇格がかかっていた横浜は、ドロー決着でもJ1自動昇格が決まることからリスクを避けた試合運びが目立った。結局スコアは動かず、試合は0-0で終了。貴重な勝点1を獲得して、2位でJ1自動昇格を決めている。
J1昇格のためには、勝利が必須だった3位の長崎。最終節は、ホームに愛媛FCを迎えた。14分、さっそくマテウス・ジェズスのゴールで長崎が先制する。その後1度は追いつかれてしまうものの、マルコス・ギュリメが2ゴール、松澤海斗が4点目、さらにジェズスがダメ押しの5点目を決めて5-2で勝利している。しかし、別会場の横浜が引き分けで試合を終えたことで3位が確定。J1POに回ることとなった。
J1昇格プレーオフ進出をかけた、5位山形対6位千葉の試合は思いもよらぬ展開となった。2分に山形が先制すると、24分にアクシデント発生。24分に千葉の松田陸が手を使った決定機阻止で一発退場となってしまう。数的不利となった千葉は山形の攻撃を抑えきることができず4失点。山形が4-0で勝利して、J1昇格PO出場権を獲得した。
勝利すればJ1PO出場権獲得が確定する7位仙台は、ホームに大分トリニータを迎えた。16分にOGで先制すると、50分に郷家友太の追加点。後半アディショナルタイムに1点失ってしまうものの、2-0で試合終了を迎えた。見事勝利でJ1昇格PO出場権を獲得している。
すでに1位で自動昇格を決めている清水エスパルスは、ロアッソ熊本に1-0で勝利。ブラウブリッツ秋田と藤枝MYFCの試合は0-0の引き分けに終わっている。鹿児島ユナイテッドFC とファジアーノ岡山FCは0-0のドロー、いわきFCとザスパ群馬の試合は3-0、栃木SCと徳島ヴォルティスは0-0の引き分け、ヴァンフォーレ甲府対水戸ホーリーホックは3-1で水戸が勝利した。
【J2 最終節結果】
横浜FC 0-0 レノファ山口
V・ファーレン長崎 5-2 愛媛FC
モンテディオ山形 4-0 ジェフユナイテッド市原・千葉
ベガルタ仙台 2-1 大分トリニータ
清水エスパルス 1-0 ロアッソ熊本
ブラウブリッツ秋田 0-0 藤枝MYFC
鹿児島ユナイテッドFC 0-0 ファジアーノ岡山FC
いわきFC 3-0 ザスパ群馬
栃木SC 0-0 徳島ヴォルティス
ヴァンフォーレ甲府 3-1 水戸ホーリーホック
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