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【写真:Getty Images】
1発退場の鎌田に同情的な見方も?
イングランド・プレミアリーグ第11節、クリスタル・パレス対フラムの試合が現地時間9日に行われた。日本代表MF鎌田大地が所属するパレスは、フラムに0-2で破れている。この試合で痛恨の一発退場となってしまった鎌田大地だが、現地では同情的な見方もあるようだ。英メディア『GIVEMESPORT』が報じている。
2試合連続で先発出場を果たした鎌田は、3-4-2-1の右シャドーでスタートした。しかし、試合は前半からフラムペースに。前半アディショナルタイムには、フラムMFエミール・スミス・ロウに先制ゴールを決められてしまう。
後半が開始すると、鎌田は右シャドーから左ボランチにポジションを移していた。しかし、フラムペースの試合展開は変えられずパレスは前半から引き続き苦しい展開に。そんな中、76分にアクシデントが発生する。鎌田が相手選手に足裏でタックルする形となり、一発退場となってしまった。結局、後半終了間際にも追加点を奪われて、パレスはホームで0-2の完敗を喫してしまう。
同メディアは、「敗北の主な原因として、監督のチーム選抜と夏に獲得した鎌田の退場に全ての注目が集まった」と前置きした上で、「確かに鎌田のレッドカードが助けにならなかったのは明らかだ。彼はもっといい成績を残すべきである。しかし、成績不振のチームで本来のポジションを外れてプレイしている」と、一発退場になってしまったことについては厳しく評価しつつも、何度もポジションを変えながらプレーせざるを得ない状況に同情的な見方だった。
そして、「最終的にこの悪い結果の原因となったのは、GKディーン・ヘンダーソンのせいだ」と言葉を続け、「彼はゴール前で最も信頼できる選手であるはずなのに、良いプレーができずチームが失点したという事実にファンは嘆いている。ヘンダーソンは期待失点数(xGA)0.74を下回った。配球も悪く、33回のパスのうち18回しか成功せず(成功率55%)、ロングパスも20回中5回しか成功しなかった(成功率25%)。結局、パレスはホームでボールを奪われて、終始プレッシャーにさらされてしまっている。(鎌田は別のポジションでプレーするケースも多いが)ヘンダーソンはそのような言い訳はできず、結果について責任を負わなければいけない」と、低調なパフォーマンスに終わった守護神に厳しいコメントを送っている。
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