ロジャース監督(左)とジェラード(右)【写真:Getty Images】
リバプールのキャプテン、スティーブン・ジェラードが2日、シーズン終了後の退団を正式に発表した。
2日付のイギリス『BBC』が伝えているところによれば、リバプールのブレンダン・ロジャース監督は、「スティーブン・ジェラードという選手を表すのに相応しい言葉を見つけるのは不可能に近い」と話している。
ジェラードは誰もが絶賛する偉大な選手であることは言うまでもない。ロジャースにとってジェラードは単に”レジェンド”と形容するにはとどまらない存在のようだ。
「リーダーとして、そして一人の人間として、私が今まで一緒に働いてきた選手たちの中でも類を見ない存在」
クラブ一筋で17年間プレー、695試合に出場し180ゴールを挙げたその数字も素晴らしいが、ロジャース監督はピッチ内外での影響力を賞賛していた。
リバプールは今季開幕前のルイス・スアレス、そして今回のスティーブン・ジェラードと2年連続でチームの中心的存在を失うことが決定。
さらにレギュラークラスに30代の選手がほとんどおらず、大半が25歳以下と大舞台での経験豊富な選手が少ない現在のリバプール。チャンピオンズリーグ優勝も知るこの精神的支柱の退団は、一体どれほどの影響をもたらすのだろうか。
【了】