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ティエリ・アンリ氏が古巣のバルセロナについて語る
元フランス代表で、バルセロナのOBでもあるティエリ・アンリ氏が、今シーズンから指揮を執るハンジ・フリック監督の下、開幕から好調を維持している古巣のバルセロナについて語った。スペインメディア『Mundo Deportivo』が、現地時間7日に報じている。
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ラ・リーガ12試合を終えて11勝1敗で首位に立つバルセロナ。ハイラインとハイプレスをベースに勝利を積み重ねている。また、昨シーズンから頭角を現しているカンテラ出身の17才のFWラミン・ヤマルやDFパウ・クバルシに加え、今季はMFマルク・カサドがなくてはならない存在に急成長。今季早々に長期離脱となってしまったが、同じく17歳のMFマルク・ベルナルも開幕から大きなインパクトを残していた。若手を成長させながら、結果を出しているフリック監督への評価が高まっている中、アンリ氏は前監督のシャビ・エルナンデス氏の功績を称えている。
『CBS Sports Golazo』に出演した47歳のアンリ氏は、「ハンジ・フリックがバルサの一時代を築いたとは思わない。新しい時代を作ったのはシャビであり、フリックはシャビが作り上げたものを引き継いでいる。シャビは、クバルシやヤマルをデビューさせ、多くの選手と共に過ごしてきた」と述べ、「シャビが去り、フリックが来た。今、このチームは、2年間一緒にプレーしている。昨シーズンは、若い選手たちが厳しい経験を経て学び、そして成長し、どう行動すべきかを理解するための時間だった」と、昨季の経験が今季の躍進に繋がっていると強調した。
続けて「今、このチームはチャンピオンズリーグの優勝候補の一つと見なされるべきだ。勝つためには、時には準決勝や準々決勝で負けることも必要で、その難しさを知ることが重要だが、彼らは正しい道を歩んでいると思う」と、2007年から2010年にかけてバルセロナでプレーしたアンリ氏が古巣について語っている。
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