バルセロナのMFシャビ【写真:Getty Images】
25日に35歳を迎えるバルセロナのMFシャビは、スペイン紙『スポルト』のインタビューに応じてクラブや自身の現状について言及した。同紙が2日に伝えている。
昨季バルセロナで無冠に終わったシャビは、クラブとスペイン代表での失態の他にも、12-13シーズンに監督を務めたティト・ビラノバ氏の死去や、リーガ優勝とW杯グループリーグ突破がかかっていたアトレティコ戦とチリ代表戦でスタメンから除外されたことによって2014年は困難な年だったと認めた。
それに加え スペインスポーツ仲裁裁判所(TAS)は12月30日、選手獲得禁止処分に対するバルサの上訴を却下した。シャビは「とてつもなく不公平。バルサほどカンテラを見守るクラブは無い。我々は模範的である」と、TASの判断を批判しながらクラブを擁護した。
2015年に向けてシャビは同僚のMFアンドレス・イニエスタ同様「無冠の一年を繰り返すことは許されない」と、タイトル制覇への意気込みを見せた。
35歳と言えば引退も不自然でない年齢であるが、シャビはPSG戦以外のビッグマッチには出たという事実を指しながら「フィーリングは良い」と、ポジティブな見解を示した。同選手の契約は2016年に満了するが、それまで健在のままでいられるか。今後が注目される。
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