バルセロナのDFダニエウ・アウベス【写真:Getty Images】
昨夏までは放出リストの第一候補だったバルセロナのDFダニエウ・アウベスだが、スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が行ったアンケート調査の結果、64%は同選手の契約延長に賛成している。同紙が1日に伝えている。
08年に加入したアウベスは今年の6月30日に契約が切れるため、バルセロナとの契約を延長することも他クラブへの移籍の交渉も許される。
移籍が実現した場合、3500万ユーロ(当時のレートで約57億7500万円)で獲得した選手を無料で手放すことになるが、黄金時代のバルサのメンバーとしての貢献度に関しては文句のつけどころがないだろう。
近年パフォーマンスの落ちたことでサポーターからもマスコミからも批判され、昨夏PSGに移籍する寸前だったアウベス。同選手の契約延長を希望する要因は、恐らく12月30日にスペインスポーツ仲裁裁判所(TAS)が選手獲得禁止処分に対して、バルサの上訴を却下したことにあると思われる。
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