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【写真:Getty Images】
遠藤の放出はなし?
リバプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航は、今季就任したアルネ・スロット監督のもとで出場機会が制限されている。しかし、クラブ側は少なくとも今冬の移籍市場において放出を考えていないようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』が、現地時間7日に報じている。
昨季、ユルゲン・クロップ監督の信頼を勝ち取り、中盤の一角でレギュラーの立ち位置を掴み取っていた遠藤。しかし今季は、新監督が就任したことによってチームのスタイルの変化などもあり、思うような出場機会を得れていない。
データサイト『sofascore』によると、今期リーグ戦における遠藤の出場時間はわずか23分。控え組が中心に起用されているカラバオカップでは出番があるものの、昨年と比べて残念ながら序列は落ちてしまっている状況だ。
もっとも、序列の落ちてしまっている遠藤だが少なくとも今冬の移籍市場においてはクラブは放出を検討していないという。同メディアは、「出場時間不足にもかかわらず1月のリバプール2選手の売却を拒否」と題して、「スロット監督の印象的なスタートに遠藤とフェデリコ・キエーザの2人が重要な役割を果たしたわけではないにもかかわらず、1月に両者を手放すつもりはない」と、リバプールの今冬における移籍戦略について報じていた。
さらに、「リバプールがここまで成功を収めている大きな理由は、新監督がベストイレブンを熟知しており、シーズン序盤に大幅なローテーションを行わなかったことだ」と言葉を続け、「今シーズンで大きな役割を果たしていない選手は、キエーザと遠藤の2人だ。しかし、監督は1月にこの2人を売却するつもりはなく、引き抜きを阻止したという。監督はチームを弱体化させたくないと考えているため、この2人は残留する可能性が高いようだ」と、選手層を維持するために遠藤を売却する可能性は低いと伝えている。
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