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「再び孤立している」 出場機会を減らすレアル・ソシエダのサディクは我慢の限界?それでも「移籍は簡単にはいかないだろう」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ウマル・サディク
【写真:Getty Images】

FWウマル・サディクの退団は簡単ではない?

 サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間3日、ラ・リーガ第12節でセビージャと対戦し、2-0で勝利を収めた。スペインメディア『Estadio Deportivo』は4日、この一戦で出場機会が訪れなかったナイジェリア代表FWウマル・サディクが置かれている状況について伝えている。

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 2022年夏に当時のクラブ史上最高額となる総額2500万ユーロ(約41億円)とされる移籍金でUDアルメリアからソシエダに加入したサディク。しかし、移籍一年目は前十字靭帯断裂の重傷を負い、2試合のみの出場に終わると、23/24シーズンは公式戦34試合の出場で3ゴールに留まった。今季も公式戦8試合に出場しているが、未だにゴールはない。そんな27歳のストライカーは、久保の圧倒的な個人技からのゴールと主将のミケル・オヤルサバルのPK弾で2-0で勝利を飾ったセビージャ戦では、プレータイムを与えられなかった。

 同メディアは「ウマル・サディクが忘れさられる」と題し、「サディクはレアル・ソシエダで再び孤立している。イマノル・アルグアシル監督は、この試合でナイジェリアのFWに1分も出場機会を与えず、彼の未来は再び不透明だ」と報じている。

 その理由について「サディクのレアル・ソシエダでの未来は全く明らかではない。サディクの我慢は尽きかけており、イマノル監督がオーリ・オスカルソンやジェラルド・ベッカーなど他の選手を好む様子を見ている」と記し、「それでも、もしサディクが移籍を希望すれば、彼の移籍は簡単にはいかないだろう。なぜなら、ソシエダは2022年に彼の獲得に多額の投資を行ったからだ。現在、サディクはチーム内において第三の選択肢となっている。UDラス・パルマスは彼のレンタルに興味を示しているが、この動きは非常に困難であると見られている」と報じている。

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