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負傷中のFWフェラン・トーレスは残留を希望?
バルセロナのスペイン代表FWフェラン・トーレスは、放出候補と見られているものの、チームに留まることを望んでいるようだ。スペインメディア『Gol digital』が、現地時間2日に報じている。フェラン・トーレスの契約は、2027年6月30日までとなっている。
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今季はハンジ・フリック新監督を迎えて好調を維持しているバルセロナ。攻撃陣が躍動している中で、遅れをとっているとも言えるフェラン・トーレスは、今季は公式戦10試合の出場で、1ゴールと2アシストに留まっている。また10月6日に行われたラ・リーガ第9節のデポルティーボ・アラベス戦では、右大腿筋二頭筋を負傷してしまい、現在も離脱中だ。そうした状況の中、1月以降もダニ・オルモとパウ・ビクトルをトップチームに登録するため、必要な財政的余裕を生み出さなければならないバルセロナにおいて、24歳のアタッカーは放出候補と見られている。
同メディアは「冬の移籍市場で退団する可能性のある選手として、フェラン・トーレスが挙げられている」と記した上で、「バレンシア州出身のアタッカーは、不規則なパフォーマンスとここ数週間の筋肉の負傷により、プレー機会が制限されているにも関わらず、チームに残り、スタメンの座を争う意向を明らかにした」と報じた。
続けて「同選手は自分の可能性を信じ、ハンジ・フリックのプロジェクトへの献身的な姿勢を示し、クラブでの状況を逆転させる決意を抱いている」と綴り、フェラン・トーレス自身は退団する意向がないことを強調して伝えている。なお、報道によればニューカッスルやアトレティコ・マドリードなどがフェラン・トーレスに興味を示しているという。果たして、2021年冬に5500万ユーロ(当時のレートで約71億円)もの移籍金で、マンチェスター・シティから加入したアタッカーは、バルセロナで存在感を高めることはできるのだろうか。
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