苦しい時期が続く香川真司【写真:Getty Images】
日本代表は大みそかの31日、国内合宿3日目の練習を行った。
マンチェスター・ユナイテッドの苦しい日々からドルトムントへ移籍して再出発。しかし、そこでもなかなか結果の出せていない香川は、2014年を「いろいろなことを考えさせられた1年だったし、あらためて精神的に成長できる土台を作ってくれた」と振り返る。
「この経験が絶対に自分にとってプラスになると信じている」と苦しみを糧にさらなる成長を誓い、「アジアカップで2015年のいいスタートを切って」ドルトムントでのポジション争いにも新たな気持ちで臨みたいと語った。
この日の練習で普段とは違うポジションに入ったことについて「それはこれから練習試合や、オーストラリアへ行ってから監督と話し合いができたらいい。どういうことを踏んでやっているのかを確認していきたい」とアジアカップでの戦い方は未だ模索中であると明かした。
さらに大みそかにちなんで年末年始の過ごし方を問われた香川は「ドイツに行ってからは休みがあって、本当にのんびりとした正月のイメージがあるが、明日から練習できるというのをすごく喜びに感じて過ごしたい」と話す。
一方、練習中以外の時間はホテルでゆっくりと過ごしているようで、大みそかは「『ガキ使』を見て、それで打ち止めです。みなさんもよいお年を」と2014年最後の取材を締めくくった。
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