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プレミアリーグ第10節、リバプール対ブライトンが現地時間2日に行われ、2-1でホームチームが勝利した。現地の記者も「今季最悪の前半」と評するなど、最初の45分はリバプールにとって悪夢だったが、後半に見事なカムバックをみせる。その立役者となったアルネ・スロット監督が行ったチームを蘇らせる修正とは。(文:安洋一郎)
リバプールがブライトンに逆転勝利
【写真:Getty Images】
絶好調のリバプールが第10節でブライトンに2-1の勝利を収め、今節を終えてプレミアリーグの首位に立つことが確定した。
ただ、この勝利は簡単に手にしたものではない。同日に試合が行われたアーセナルとマンチェスター・シティがニューカッスルとボーンマスにそれぞれ敗れた中で、リバプールも彼らと同じように苦しんだ。
特に前半のパフォーマンスは乏しく、完全に相手のペースで45分間を過ごした。14分の失点シーンを含めてブライトンに何度か決定機を作られた一方で、リバプール側にあった決定機は9分のダルウィン・ヌニェスの個人技から生まれたシュートシーンのみ。
『The Athletic』でリバプールの番記者を務めるグレッグ・エバンス氏は自身の『X』で、完全に相手チームのペースで進んだ前半を「間違いなく、リバプールにとってシーズン最悪の前半だ」と評価した。
0-1で敗れた第4節ノッティンガム・フォレスト戦よりも前半の内容が厳しかった中で、アルネ・スロット監督はチームにどのような修正を加えて逆転劇に導いたのだろうか。