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ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが勝ち点3を獲得!
明治安田J1リーグ第35節の2試合が11月1日に行われた。2連覇に向けて落とせない2位ヴィッセル神戸は、残留に向けて勝ち点3を手にしたい18位ジュビロ磐田をホームに迎えた。一方で、等々力陸上競技場では、3試合負けなしの10位川崎フロンターレと5位鹿島アントラーズの一戦が行われた。
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首位サンフレッチェ広島を1ポイント差で追うヴィッセルと、前節GK川島永嗣の試合終了直前のPKストップで劇的な勝利を収めたジュビロの一戦。ホームのヴィッセルは、押し気味に試合を進めたものの、なかなか決定機を作り出せない。
それでも32分、細かなパスワークから井手口陽介が抜け出して、ボックス内シュートを放ったが、川島が弾き出した。対するジュビロもジャーメイン良がヘディングシュートを放つなど、好機は作ったが、前半は両者ともに得点は生まれず、0-0で折り返す。
後半開始早々の47分、ヴィッセルが先制点を奪う。ボックス内でボールを収めた大迫勇也からのスルーパスに抜け出した宮代大聖が落ち着いて、蹴り込んで大きな1点を奪った。そして52分には追加点。扇原貴宏の右CKから山川哲史が頭で合わせて、ネットを揺らし2-0に。残留に向けて意地を見せたいジュビロだったが、最後まで得点を奪うことはできず。ヴィッセルが2連覇に向けて、大きな勝ち点3を獲得している。
前節終盤に小林悠のゴールで勝ち点1を手にしたフロンターレと、中後雅喜新監督2試合目となったアントラーズの一戦は、10分にアウェイチームが先制に成功する。柴崎岳が右サイドからフリーで質の高いクロスを上げると、知念慶がボックス中央でヘディングで合わせてネットを揺らした。
さらに18分には、左サイドの高い位置でボールを奪った安西幸輝がドリブルで持ち込んでクロスを上げると、高井幸大に当たったものの、樋口雄太が素早い反応で右足で、蹴り込み追加点を奪取。20分も経たないうちにアントラーズが2点のリードを奪った。そして28分には三竿健斗がボックス外から左足で見事なコントロールショットを決めて3-0に。アントラーズ3点リードで前半を終える。
後半反撃に出たいフロンターレは、51分と53分に山田新が立て続けに決定機を迎えたが決めきれない。その後、70分に大島僚太、エリソン、 瀬川祐輔を投入して、流れを変えたいフロンターレだったが、チャンスを作り出せないまま時間が過ぎていく。それでも山本悠樹が後半アディショナルタイムにFKを決めて1点を返したが反撃はここまで。3-1でアントラーズが快勝し、中後新監督体制初勝利を手にしている。
【結果】
ヴィッセル神戸 2-0 ジュビロ磐田
川崎フロンターレ 1-3 鹿島アントラーズ
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