MFマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
移籍が噂されているボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスが残留する可能性が出てきたようだ。31日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
ロイスは2017年までドルトムントと契約を結んでいるが、2500万ユーロ(約37億円)の違約金で2015年夏より移籍可能と言われている。そして、バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが獲得希望を公言するなど、一時はバイエルンヘの移籍が有力とされていた。
最近になり、ロイスは小さいころからバルセロナのファンであり、スペイン語を習い始めたという報道から、スペイン行きの可能性が大きく浮上。
しかしバルセロナは、FIFAから2015年の冬まで選手獲得禁止処分が言い渡されていた。この処分に対し、国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴を行っていたが、30日にCASが却下。改めて、2016年の1月までは選手が獲得できないこととなった。
レアル・マドリーの可能性も残されているが、同紙によれば、ロイス自身はボルシア・メンヒェングラッドバッハ時代の同僚で友人でもあるGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが所属していることもありバルセロナに執着している様子。
ドルトムントも残留を希望しており、同選手の年俸は大幅に上がると予想される。さらに無免許運転による問題の際にクラブ側が矢面に立ち、守ってくれたという恩もあると同紙は述べている。
そのため、ドルトムントに残りバルセロナ移籍を待つのではないかと同紙は見ている。
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