並々ならぬ覚悟でアジアカップに臨む岡崎慎司【写真:Getty Images】
日本代表は30日、アジアカップに向けた国内合宿2日目のトレーニングを行った。
練習後にマインツでのプレーを振り返ったFW岡崎慎司は「後半の最後の方に点取るってことが多かったので、こいつはたぶん最後のまで集中していると、そういうところも見てもらえた。僕もそれを意識していたし、絶対90分で決めどころがあると思ってプレーしていた」と8ゴールを挙げたリーグ前半戦に手ごたえを感じている様子。
一方、「不完全燃焼という感じで終わった」W杯の悔しさを受け、「90分自分がゴールを取る動き。やっぱり決めどころで決めることが一番チームにとって大事なので、その短期決戦でどれだけ自分が本領を発揮できるか」とアジアカップに向けて気持ちを切り替えている。
クラブでは毎試合結果を出せなければすぐに立場を失ってしまうため、必死に戦っていると語る岡崎は、日本代表でも「点を取れなかったらどんどん若いやつが出てくるし、どんどんいいやつが出てくる」と現在のポジションは自分のプレーでしか守ることができないと強調。
加えて「自分の得意なポジションをやらせてもらって結果が出なかったら自分の責任というか、もっと大きくならないと」とさらなる成長を追い求める胸の内を明かした。
目前に迫った大会に向け、「いまの状況で、アジアカップで結果を出せなかったら自分のせいだと思うので、より自分にプレッシャーがかかってくるし、責任も感じる」と日本代表でプレーし、タイトルを防衛することへの覚悟を語った。
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