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バルセロナ、新監督のもとで上手くいかないACミランのポルトガル代表FW獲得を検討か?市場価値の下落も移籍実現の追い風に

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

バルサが狙うウインガー

 スペインの名門バルセロナは、ACミランに所属するポルトガル代表FWラファエル・レオン獲得を検討しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』など複数メディアが、バルセロナが同選手の獲得を検討している理由と移籍が実現する可能性について報じていた。

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 クラブ専門メディア『MILAN REPORTS』は、「次の夏の移籍期間中、バルセロナはACミランのウインガー、ラファエル・レオンの獲得に向けて動く可能性が高いだろう」と前置きし、「バルセロナのクラブ幹部は昨年夏、すでにこのポルトガル人選手を追跡していた。バルセロナが彼を獲得するために全力を尽くすとさえ噂されていた。しかし、ミランは一貫してこの可能性から距離を置き、事実上、選手を口先だけで拘束していた」と、同選手に対してバルセロナが関心を示していたことを指摘。

 そして、「レオンは今シーズン厳しい状況にある。99年生まれのウインガーは今季うまくいっていないし、彼を頻繁にベンチに下げるパウロ・フォンセカ監督との緊張関係は明らかだ。これが状況の変化につながるかもしれない」と、チームでうまく行っていない現状を伝えている。

 スペインメディア『fichajes.net』は、「困難な時期を迎えているACミランのウインガーの状況を注意深く観察している。ここ数カ月で市場価値が下落しており、今後の交渉が容易になる可能性がある。同選手の側近からの情報によると、これまで高額な移籍金が大きな障害となっていたものの、代理人はすでに同選手をバルサに連れて行く可能性を模索しているという」と、ミランでの苦境が続く中で、市場価値が下がりつつあることも財政難に苦しむバルセロナにとって獲得に動く可能性が高まる要因の1つだと強調していた。

 移籍情報専門サイト『transfermarkt』によると、レオンの市場価値は23年6月から24年6月までの期間9000万ユーロ(約144億円)だった。しかし、フォンセカ監督が就任後うまくいっていないことが影響したのか、最新の更新では7500万ユーロ(約120億円)に落ち込んでいる。仮にこのまま市場価値が下落した場合、財政難に苦しんでいるバルセロナも獲得に動く可能性はあるだろう。

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