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【写真:Getty Images】
中国が狙う帰化選手とは
サッカー中国代表は、新たな帰化選手を迎えることによって、アジア最終予選の突破を狙っているようだ。中国メディア『SOHU』は、中国サッカー協会が迎える可能性の高い帰化選手とそれによって起こりうる、中国代表チームへの好影響について報じている。
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今回帰化選手として中国代表に加わる可能性が高いと報じられていたのが、過去に鹿島アントラーズでもプレー経験のある、中国リーグ・長春亜泰に所属するMFセルジーニョだ。今季はリーグ戦23試合に出場して8ゴール8アシストの記録を残している。
同メディアは、「誰もが知っているように、サッカー中国代表の現在のラインナップで最も弱い部分の1つが中盤だ。これまでの試合を見てもわかるように、代表チームのミッドフィルダーにはスキルが不足しており、ボールを巧みに操ったり、正確にパスしたりすることができていない」と指摘した上で、「このような現状を踏まえると、代表チームの中盤の力を早急に向上させる唯一の方法は帰化した外国人選手のサポートである」と、帰化選手を求めている理由について伝えていた。
そして、「最新のニュースによれば、セルジーニョが中国代表選手として帰化する計画を立てているという。以前から代表チームは彼の帰化に興味を持っていたが、財政上の問題から手続きはゆっくりと進んでいた。今回、移籍が噂されている北京国安の介入により、セルジーニョの帰化に大きな進展があった。移籍においてセルジーニョはあまり高額な年俸を求めなかったと伝えられている。代表チームは北京国安と良好な関係を築いており、帰化手続きがスムーズに進むよう促しているようだ」と、帰化手続きが前向きに進んでいることを報じている。
仮に帰化手続きが完了した場合、最短で来年の3月に行われる代表戦から同選手は出場できる見込みがあると同メディアは報じていた。11月に控えている中国ホームでのサッカー日本代表との試合には間に合わないが、アジア最終予選の突破に向けて同選手の加入は追い風になるかもしれない。
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