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両者勝ち点3を目指すも痛み分け。横浜F・マリノスは浦和レッズに勝ち切れず。リーグ戦6試合勝利なしに…【J1第35節】

text by 編集部 photo by Getty Images

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J1第35節
【写真:Getty Images】

横浜F・マリノス対浦和レッズはスコアレスドロー

 明治安田J1リーグ第35節の横浜F・マリノス対浦和レッズが30日、日産スタジアムで行われた。天皇杯準決勝から中2日でこの一戦を迎えた13位のマリノスは、井上健太や小池龍太がスタメン入り。一方、前節の柏レイソル戦で劇的な勝利を収めた12位のレッズは、ブライアン・リンセンや関根貴大らが先発に名を連ねた。

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 先に決定機を作ったのは、中6日でこの試合を迎えたアウェイチーム。13分、マリノスのディフェンスラインの裏を突いた松尾佑介が左サイドを抜け出し、クロスを送る。これをボックス内でフリーになっていた渡邊凌磨が左足でゴールに流し込んだが、これはオフサイドの判定。先制ゴールとはならなかった。

 そして25分にはマリノスにも決定機。右SBの小池龍太のパスから裏に抜け出した西村拓真がGKとの一対一を迎えたが、左足で放ったシュートは枠を捉えることができなかった。その後は、マリノスが押し気味に試合を進め、浦和も渡邊を中心にゴールに迫るシーンを作り出したが、試合は動かず。前半は0-0で終えた。 

 後半も先にチャンスを迎えたのはレッズ。後半開始早々に安居海渡が高い位置でボールを奪った流れから、ボックス内でリンセンが右足を振り抜いたが、シュートはミートせず。GK西川周作が難なくキャッチした。

 73分には途中出場の宮市亮がチャンスを作る。スピードを活かしたドリブルで左サイドを突破すると、ボックス内で水沼、アンデルソン・ロペスと繋ぎ、最後は加藤聖が左足を振り抜いたが、レッズが身体を張った守備で防ぎ、先制ゴールとはならず。また、81分には右サイドから水沼がシンプルにクロスを上げると、宮市が頭で合わせたが枠を外れた。

 終盤の85分にはアンデルソン・ロペスがカウンターの流れから一人で持ち込み、得意の左足でシュートを放ったが、GKの正面に飛び、これもゴールならず。対するレッズも原口のお膳立てから、チアゴ・サンタナがネットを揺らしたが、これもオフサイド。結局両チームとも最後まで得点は奪えず、0-0で試合は終了している。

 

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【了】

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