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一体なんで!? Jリーグ、あまりに衝撃的な解任だった監督(4)今季最大の衝撃!? 4位、残り6試合で悲劇

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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スポーツの世界では、結果が出なければ誰かが責任を取らなければならない。多くの場合、それは監督だ。カテゴリーごとに昇格・降格が発生するサッカー界においては特にシビアな決断が下されることがあり、成績不振や方向性の違いなど、監督交代の理由は様々だ。そこで今回は、サポーターやサッカーファンに衝撃を与えた監督解任を紹介する。

ランコ・ポポヴィッチ

ランコ・ポポヴィッチ
【写真:Getty Images】

鹿島アントラーズ(2024シーズン)

 鹿島アントラーズを率いたランコ・ポポヴィッチ監督の電撃解任は記憶に新しい。

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 昨季リーグ5位フィニッシュとなった鹿島は、岩政大樹監督が退任。クラブは新監督に、過去にJリーグを含む世界各国のクラブで指揮をとってきた経歴をもつポポヴィッチを選んだ。

 経験豊富なポポヴィッチは、早速その手腕の高さを見せる。川崎フロンターレから獲得したFW知念慶を中盤にコンバートし、これが大ハマり。チームは5月からは首位争いを展開し、最終的に優勝射程圏内のリーグ4位でシーズンを折り返した。

 しかし、それがポポヴィッチ政権のピークだった。夏場以降は勝ち点を落とす試合が多くなり、8月末から9月末には公式戦5試合未勝利と低迷。鹿島のパフォーマンスは本来あるべき「常勝軍団」からは徐々に遠のいていった。

 これを受けて、クラブは10月6日付でポポヴィッチの監督解任を発表。同じタイミングで、コーチのミラン・ミリッチの契約解除、フットボールダイレクターの吉岡宗重の退任も発表された。

 ただ、鹿島はポポヴィッチ解任発表の前日に行われた第33節アルビレックス新潟戦(4-0)で大勝を収め、その順位はリーグ4位。リーグ戦は残り6試合という状況だった。

 そのため、このタイミングでの電撃解任には、鹿島サポーターのみならず、Jリーグファン全体に大きな衝撃が走る結果となった。

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