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欧州各国リーグで2024/25シーズンが開幕してからおよそ2ヶ月あまりが経過した。成績が伴っていないクラブでは監督の解任を決断し始めても不思議ではない時期に差し掛かっているが、解任が目前と迫っている監督は誰だろうか。今回は思うような結果が出ず苦しみ、解任の噂が出ている5人の監督を紹介する。(成績は10月28日現在)
イマノル・アルグアシル(レアル・ソシエダ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1971年7月4日
今季リーグ戦成績:11試合3勝3分5敗(12位)
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日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダも開幕から不調が続くチームの一つだ。リーグ戦では第11節終了時点で3勝3分5敗の12位に沈んでおり、昨季まで当たり前だった欧州カップ戦を巡る出場権争いから大きく後退している。
チームを率いるイマノル・アルグアシル監督は今季で7季目を迎えるが、マンネリ化も否めない状況に陥っている。特にホームゲームで勝利への執念が感じられないのが致命的で、今季のリーグ戦で勝利したのは崩壊している最下位バレンシア戦のみ。ラージョ・バジェカーノ、アラベスなど中堅や下位クラブにも負けており、直近の第11節オサスナ戦も0-2の完敗を喫した。
昨季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場していたチームがここまで低迷しているのは、他クラブに引き抜かれた選手が偉大だったことと、その代役として獲得した選手のほとんどが期待外れに終わっている影響が大きい。特にFWの補強は深刻で、2022年夏にクラブレコードで獲得したウマル・サディクが公式戦通算46試合で4ゴールに留まっているのはあまりに痛い。
マンネリ化と補強失敗の2つが重なったことによる低迷に耐えかねないサポーターたちは、ホームゲームの終盤になると席を立つケースが多く、クラブに対して明確なメッセージを送っている。イマノル監督との契約は今季までだが、これ以上不振が続くようであれば、予定よりも早く任を解かれる可能性もあるだろう。