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「夢にも思っていなかった」ファジアーノ岡山、岩渕弘人が大黒柱になった理由。JFL時代から「変わっていない」こと【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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明治安田J2リーグの第36節、横浜FC対ファジアーノ岡山が行われ、2−4でアウェイの岡山が勝利した。J1昇格プレーオフ進出に向けて弾みをつけた岡山の攻撃をけん引するのはチーム最多得点者の岩渕弘人。JFLから着実にステップアップを遂げている27歳は自身初のJ1の舞台に向けて、意気込みを語ってくれた。(取材・文:元川悦子)

4チームで争うJ1昇格プレーオフ圏内

岩渕弘人
【写真:Getty Images】

 最終盤を迎えている2024年のJ2リーグ。10月27日に行われた第36節で、足踏み状態の続いていた清水エスパルスが栃木SCに勝ち、2022年シーズン以来のJ1復帰を決めた。

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 一方、この時点で首位だった横浜FCも同日のファジアーノ岡山戦に勝てば1年でのJ1復帰が決まるはずだったが、ホーム・ニッパツ三ツ沢球技場でまさかの4失点敗戦。前節のベガルタ仙台戦での3失点に続く大敗で、3位・Vファーレン長崎に勝ち点を5ポイント差に詰め寄られた。

 その横浜FCから4−2の白星を勝ち取った5位・岡山も「今季こそJ1初昇格」という大目標を掲げ、プレーオフ圏内を巡る熾烈なバトルに参戦している。

 36節終了時点の順位は、4位・ジェフユナイテッド千葉、5位・岡山、6位・仙台が勝ち点61で並んでおり、7位・モンテディオ山形は同60。1ポイント差に4チームがひしめく大混戦ということで、木山隆之監督体制3年目の岡山はラスト2戦で確実に6位以内を死守し、最高峰リーグへの挑戦権を手にしなければならないのだ。

 目下、攻撃のけん引役となっているのが、チーム最多得点の12ゴールを挙げている岩渕弘人。今回の横浜FC戦でも18分に田上大地からのスルーパスに鋭く反応。右の角度のないところから確実に先制点をもぎ取っている。

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