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日本版バロンドールは誰? 23/24、日本人活躍度ランキング1〜10位。最も輝いた日本人選手は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 2024年のバロンドール受賞者が、28日に発表される。1956年に創設されたこの賞は、サッカー界で最も権威のある個人タイトルとされ、毎年大きな注目を集めている。では、もし日本人選手限定で2023/24シーズンのベストプレーヤーを選ぶとしたら、誰がその栄誉に輝くのか。今回、フットボールチャンネルではクラブとサッカー日本代表での成績をもとに、独自のランキングを作成した。※スタッツは『transfermarkt』を参照。

10位:毎熊晟矢

AZの毎熊晟矢
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年10月16日(27歳)
所属クラブ:AZ(オランダ)
2024リーグ戦成績:15試合0得点1アシスト(セレッソ大阪)
2023リーグ戦成績:31試合1得点2アシスト(セレッソ大阪)

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 今年夏にオランダのAZに加入した毎熊晟矢は、2023年から2024年にかけて大きな飛躍を遂げた選手だ。

 毎熊は2023シーズンにセレッソ大阪で活躍したことが評価され、同年9月に25歳でサッカー日本代表デビューを果たした。デビュー戦となったトルコ代表戦では攻撃的なサイドバックとして好印象を残し、いきなりアシストを記録。年末にはJ1優秀選手賞とJ1ベストイレブンに選出された。

 翌年1月から2月にかけて行われたAFCアジアカップ2023にも出場。菅原由勢の調子がいまいちだったこともあり、グループリーグ第3節から先発起用され、代表での存在感も強めた。特に久保建英との縦の連係は、何年も一緒にプレーしてきたかのようにスムーズで、迫力のある攻撃を演出していた。

 大会後もセレッソ大阪で奮闘を続けた毎熊は、6月にAZへ移籍し、26歳で初のヨーロッパ挑戦をスタートさせた。

 サイドバックを本職とする選手が本家のバロンドールを受賞したことはないが、この期間の毎熊の飛躍は見事で、その活躍は、何らかの賞で報いられてもいいだろう。

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