なでしこジャパン・WEリーグ 最新ニュース
なでしこジャパン初招集の松窪真心
10月26日に韓国女子代表と対戦するなでしこジャパンに初招集された松窪真心が、22日に取材に応じた。FIFA U-20女子ワールドカップでシルバーボール賞を受賞した松窪は、初めてのフル代表招集に対して、驚きと喜びを率直に語る。同年代の選手たちと切磋琢磨しながら、これからのなでしこジャパンを引っ張っていくべく、成長を誓う。
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
松窪は代表発表の知らせを受けた際の驚きを振り返る。「U-20ワールドカップが終わってから招集されたというのも、U-20での評価だったり、これまでの取り組みをしっかり見てもらえたのがうれしい」と話した。
今夏のパリ五輪には、同世代の選手たちが活躍していた。「1個下の古賀(塔子)だったり、(谷川)萌々子だったり、(浜野)まいかだったり、(藤野)あおばさんだったり。同世代の選手が入っている中で少し意識はしていた」と言う。U-20ワールドカップを経ての選出については、「いいタイミングで入れたと思います」とコメントした。
この日は合流初日で、「全然違います。なんかその雰囲気もそうだし、なんかオーラ、雰囲気っていうかそういうのもあるし、パススピードとかも全然違う」となでしこジャパンのトレーニングのレベルの高さを実感している。パリ五輪でキャプテンを務めた熊谷紗希と宿舎で同部屋だった南萌華が並んでいるのを見たときに、オーラを感じたと笑いながら話していた。
レベルの高いチームの中でも、自らの強みを発揮したいと意気込んでいる。「前線からのプレスは自分の持ち味でもあると思うので、そこであの守備のスイッチを入れて、ボールを奪って、いい攻撃につなげたい」と持ち味を明かす。
アメリカでの経験により、松窪はフィジカル面での強化だけでなく、プレーのダイナミズムやスピード感にも磨きをかけてきた。「裏に抜け出すところの駆け引きと、降りるタイミングや角度は意識しているので、すごく成長できている」と手ごたえを話した。
U-20ワールドカップではシルバーボール賞に輝いたが「個人賞よりも、その優勝トロフィーを2大会連続で目の前で逃してしまった悔しい気持ちの方が強かった」と振り返る。「ワールドカップやオリンピックは獲りたい」と話す松窪の、なでしこジャパンとしてのキャリアがスタートする。
(取材・文:加藤健一)
【関連記事】女子サッカー最新FIFAランキング。なでしこジャパンの順位は?
なでしこジャパン、韓国戦のキックオフ時間は?
なでしこジャパン(サッカー女子日本代表) 最新メンバー一覧【国際親善試合】
【了】