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明治安田J1リーグ第34節が19日に各地で行われ、東京ヴェルディは浦和レッズとホームで対戦し、2-1で勝利をおさめた。この試合のあと、攻守にキーマンとして活躍したMFの齋藤功佑が「まだまだ伸びしろだらけ」と語り、チームの現状に大きな手応えを強調した。(取材・文:河治良幸)
今回の勝利により、東京ヴェルディのJ1残留が確定
【写真:Getty Images】
東京ヴェルディはホームで浦和レッズに逆転勝利。結果だけ見れば接戦だが、内容面では90分を通してほぼヴェルディが優勢で、ボール保持、チャンスメイク、守備のオーガナイズも完勝と言って良い。それでも難しい試合になった要因は序盤の決定機を仕留められなかったこと、そして一瞬の隙を相手に与えたことによる失点だった。
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「あそこは自分の判断ミスでしかなかったです。それ以外はチームとしてうまくやれてたので。その中で、点取れるとよかったですし、もっとチャンスメイクできればよかったかなっていうふうに思いますけど」
そう振り返ったのはボランチの齋藤功佑だ。
それは27分の出来事だった。浦和はGK西川周作を起点に、縦のショートパスを受けたDFマリウス・ホイブラーテンが左足で低い弾道のロングボールを蹴る。ディフェンスの背後で渡邊凌磨が受けようとした手前で、ヴェルディのDF谷口栄斗がカットする。
そのボールをいち早く齋藤が拾ったが、持ち場の1トップから少し下がりめにポジションを取っていた浦和のFW松尾佑介が後ろからチェックしてきた。バランスを崩した齋藤がボールを前方にロストすると、渡邊に奪われて、そのまま左足のミドルシュートに持ち込まれた。齋藤は「その時の映像がクリアじゃないので」と前置きしながら状況を振り返った。