ハビエル・アギーレ監督【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は27日、都内で日本代表のハビエル・アギーレ監督が会見を開くことを発表した。
アギーレ監督は、スペイン・リーガエスパニョーラのサラゴサを率いていた2011年5月の試合で八百長への関与が疑われており、15日にはスペインの検察当局から告発を受けた。
今後、告発が受理されれば裁判所への出頭を命じられる可能性もあるが、18日に会見を開いた原博実専務理事は来年1月に行われるアジアカップの指揮はアギーレ監督が引き続き執ることを強調。記者からの質問には「状況に合わせて対応していく」と繰り返すにとどまっていた。
しかし、“灰色状態”のままアジアカップを戦うことになれば、チームや選手に与える影響も大きいことが予想され、メディアやファンから疑いの目を持たれた状態では集中して大会に臨むことも難しくなる。
これまで、アギーレ監督は代表メンバー発表の場などで八百長疑惑について質問された際には「報道で知った」や「心配しないでほしい」と多くを語らなかったが、今回は初めて本人の口から語られることになる。
JFAは、会見にメディアが殺到することを想定して大きな会場を用意。ロシアW杯に向けた4年間がスタートからつまずくことになれば、日本サッカー界に打撃を与えかねない事態だけに、アギーレ監督がどのような発言をするのか注目が集まる。
【了】
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