調査対象となったDFクレーベル【写真:Getty Images】
ブンデスリーガのハンブルガーSV(HSV)は、今夏の移籍についてFIFAから調査を受けているようだ。27日のドイツ紙『ビルド』が伝えている。
調査の対象になっているのは、ブラジル人のDFクーレベル。今夏コリンチャンスから約300万ユーロ(約4億3500万円)でHSVへ加入し、2018年まで契約を結んでいる。
この移籍に関して、移籍金がクラブではなく、選手の代理業者である『エレンコ・スポーツ』に240万ユーロ(約3億5000万円)が渡り、さらに30万ユーロ(約4350万円)が代理人、そして残りの30万ユーロもクレーベル本人が受け取ったとブラジルの各メディアが報じているという。
しかし、南米ではモデルなどが事務所を移籍する際に、その移籍金は完全個人、またはモデルへの出資者に100%の権利があると定められている様子。
そのため、HSV側に非は無く、弁護士を通じて何も心配はないことを確認しているという。
FIFAの調査は、今回のようなケースを将来的に無くす情報収集のためのようだ。
【了】
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