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【写真:Getty Images】
上田綺世の苦境
フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世について、元オランダ代表FWピエール・ファン・ホーイドンク氏が厳しい評価を下していた。オランダメディア『Voetbalprimeur』が、現地時間17日に上田について語った同氏のコメントについて報じている。
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23年に、クラブ史上最高額の移籍金1000万ユーロ(約16億円)でベルギー1部セルクル・ブリュージュからフェイエノールトに移籍した上田。クラブ史上最高額で加入した経緯もあり、活躍が期待されていたものの昨季は思うような出場機会を得られなかった。
その理由が、昨季絶好調を維持していたエースストライカーであるサンティアゴ・ヒメネスの存在だ。同選手は、昨季公式戦41試合に出場して26ゴール9アシストを記録。しかし、ヒメネスは、9月22日に行われたエールディヴィジ第6節のNACブレダ戦で負傷してしまい、年内の復帰は絶望的となっている。
そのため、彼の控え扱いだった上田にはチャンスが訪れており、今季はスタメンでの出場が増えている。しかし、なかなか思うような結果が残せていないという状況だ。ホーイドンク氏は、「ヒメネスと上田には単純に差がありすぎる」と語り出し、「彼が今後数か月で、その差を埋めることができるとは期待していない。また、彼がヒメネスのレベルに達することは決してないと思う。そんなことは起こらないだろう」と、厳しい評価を下していた。
また、過去にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第2節、ジローナ対フェイエノールトの試合でPKを外してしまった際に、元オランダ代表のレジェンドであるマルコ・ファン・バステン氏も、「残念だ。最初は彼がクラブでそれなりにうまくやってくれるだろうと思っていた。しかし、今夜はあまり活躍できなかった」と、上田について辛口のコメントを送っている。
現状エースの不在のチャンスを活かしきれていない上田。日本代表では躍動した姿を見せているように、周りの厳しい目線を覆すような活躍を見せることができるだろうか。
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