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【写真:Getty Images】
バルサの夢
スペインの名門バルセロナは、マンチェスター・シティに所属するFWアーリング・ブラウト・ハーランド獲得に強い関心を示しているようだ。英メディア『TEAMTALK』など複数メディアは、バルセロナがシティのエースストライカーを熱望する理由について報じている。
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シティに移籍してから、ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとで世界トップクラスのストライカーになったハーランド。今季はリーグ戦7試合に出場して、すでに10ゴールを決めており、同クラブのプレミアリーグ5連覇、そして2年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇に向けて順調なスタートを見せている。
そんな世界トップのストライカー獲得に関心を示しているのが、スペインの名門バルセロナだ。同メディアは、「ハーランド獲得はバルセロナの絶対的な夢も非現実的。彼の獲得にはレアル・マドリードの方が有利」と、宿敵であるマドリーの方が同選手獲得に近いことを伝えていた。
スペイン紙『SPORT』は、「マドリーはサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムの改装を終えてから、キリアン・エムバペやジュード・ベリンガムといったスターがクラブに加入している。ラポルタ会長はバルセロナでも同じことをしたいと望んでおり、(バルサのホームスタジアムである)カンプ・ノウの改修工事終了を記念して、ハーランドと全力で契約する準備ができている」と、ライバルクラブの成功を見て、自クラブでも世界的なスーパースターを新しいスタジアムのオープンとともに迎えることを、バルセロナのラポルタ会長が熱望していると報じている。
しかし、財政的な問題がつきまとうバルセロナにとって、莫大な金額となることが予想されるハーランドの移籍金は捻出し難いはずだ。『TEAMTALK』はその点も指摘しており、その結果、ライバルのマドリーの方がハーランド獲得のチャンスを得られる可能性が高いと指摘していた。
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