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【写真：Getty Images】

なでしこは順当、韓国は暗雲？

　日本サッカー協会（JFA）は18日、26日に行われるサッカー女子韓国代表との親善試合に臨むなでしこジャパンのメンバーを発表した。試合は、東京・国立競技場で行われる。日本は順当なメンバーとなった一方で、韓国は相次ぐ主力の負傷に苦しんでいると韓国メディア『FOOTBALLIST』が報じている。

　2年ぶりに、東京・国立競技場で行われるなでしこジャパン対サッカー女子韓国代表による日韓戦。アジアにおける永遠のライバルである韓国との過去の対戦成績は、8勝11分4敗（78得点30失点）でなでしこが大きく勝ち越している。過去5試合の対戦成績も3勝2分と日本が上回っているという状況だ。

　今夏に開催されたパリ五輪では、惜しくも準々決勝で敗退。韓国を下して勢いに乗りたいところだろう。そんななでしこは、パリ五輪で代表引退も囁かれていた熊谷紗希を含めて、 長谷川唯（マンチェスター・シティ／イングランド）、藤野あおば（マンチェスター・シティ／イングランド）、 浜野まいか（チェルシー）ら欧州組を順当に選出。

　一方の韓国は、10日にシン·サンウ監督が代表チームの新指揮官になることを発表。しかし、同メディアによると、これまでAマッチ90試合を経験したベテランFWイ・グンミン（バーミンガム・シティ/イングランド）、GKミン・ユギョンなどが負傷のため今回の日韓戦メンバーから外れたようだ。

　新監督のもとで暗雲漂う船出となりそうだが、「女子サッカーと韓国女子代表発展のために最善の努力を尽くす」と口にした指揮官は、「白紙の状態で新たにスケッチできるチャンスだ。現在の状況で、最大限選手の能力を引き上げる」と、なでしことの試合に向けた抱負を語っていた。