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サッカー界には数多くの名将が存在する。戦術を駆使する者、マネジメントに秀でた者など、その特徴はさまざまだ。ただ、共通してるのはそこには選手が存在するということ。どんな選手を獲得し試合で起用するかが監督としての実績に大きく影響する。今回は世界の名将たちが選手獲得にどれほどのお金を使ってきたかをランキング形式で紹介する。(データは『transfermarkt』を参照)
10位:マウリシオ・ポチェッティーノ
生年月日:1972年3月2日
現職:アメリカ合衆国代表監督
選手獲得に費やした総金額:11億5000万ユーロ(約1840億円)
最も高額な移籍金の選手:モイセス・カイセド(1億1600万ユーロ/約185億6000万円)
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当ランキングのトップ10に入った監督の中で、現在唯一代表監督を務めているマウリシオ・ポチェッティーノが10位にランクインした。
ポチェッティーノの監督キャリアで一番長い期間を過ごしたのは、プレミアリーグのトッテナムである。2014/15シーズンから2019/20シーズン途中までの約5年半では、プレミアリーグの優勝争いを演じたこともあり、2018/19シーズンにはクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を果たすほど充実した時間を送っていた。
ただ、ここまでのトッテナムの躍進の過程でポチェッティーノは選手獲得のために十分なお金を使えたわけではない。トッテナムの会長であるダニエル・レヴィは欧州サッカー界でも屈指の敏腕経営者として知られており、他のビッグクラブと比べて移籍市場において多額のお金を使うことが難しいとされている。
実際に、トッテナム時代に獲得した選手の中で高額移籍金トップ10に入っている選手はとタンギ・エンドンベレ(6200万ユーロ/約99億2000万円)とダビンソン・サンチェス(4200万ユーロ/約67億2000万円)の2人のみである。
一方で、トッテナム解任後に指揮を執ったパリ・サンジェルマン(PSG)とチェルシーは、潤沢な資金力を売りに高額な選手を獲得することが恒例となっており、特に、大幅な刷新が行われた昨夏のチェルシーでは、選手獲得に総額4億6410万ユーロ(約742億5600万円)もの大金が費やされた。