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結局バルセロナはアンカーを補強する?
バルセロナは、チェルシーのMFロメオ・ラビアとMFカーニー・チュクエメカの1月の獲得に関心を抱いている。しかし、下部組織の“ラ・マシア”から毎シーズンのように良質な若手選手が発掘される同クラブの中には、中盤の補強活動に必要性を感じていない者もいるようだ。スペインメディア『SPORT』が現地時間15日に伝えた。
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現在インテル・マイアミに所属するMFセルヒオ・ブスケツが去った2023年夏以降、中盤、特にアンカーポジションの補強の必要性が叫ばれてきたバルセロナ。レアル・ソシエダに所属するMFマルティン・スビメンディ、ナポリに所属するMFスタニスラフ・ロボツカ、現在アストン・ビラに所属するMFアマドゥ・オナナといった選手の獲得が噂されてきたが、どれも財政上の問題から実現には至らなかった。
そんな中、財政収支の問題を解決したクラブは、ついに1月以降、“1対1ルール”(選手の売却や退団で発生した資金を100%投資できる状態)に戻ることができる模様。選手の売却とセットではあるが、念願のアンカー補強に動ける状態になる。しかし、ハンジ・フリック監督は、現在長期離脱中のMFマルク・ベルナルがブスケツの後継者として一時代を築けると確信しているようだ。
さらに同メディアは、「MFマルク・カサド、あるいは状況によってはDFエリック・ガルシアや、怪我からの回復が進めばDFアンドレアス・クリステンセンも、このポジションを十分にカバーできると考えている」と、監督がそもそも補強に前向きではないことを伝えた。一方、デコ・スポーツディレクターをはじめとする強化スタッフは、冬の移籍市場でのアンカー獲得を画策。『SPORT』によれば、大きなスカッドを抱え、余剰選手の多いチェルシーに狙いを定めているようで、白羽の矢が立ったのが、ラビアとチュクエメカだったようだ。
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