カリアリの新監督に就任したゾラ【写真:Getty Images】
カリアリのジャンフランコ・ゾラ新監督が25日、カリアリ市内で就任会見を行い「素晴らしい挑戦になる。いつだって困難な賭けは望むところだ」と、セリエA残留にかける意気込みを語った。現地時間26日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のウェブサイトが報じている。
それによると同監督は「強い感情、決意、そしてカリアリに貢献するという確かな意志を持ち、再出発しなければならない」と現在18位でセリエB降格圏内の厳しい現状に気を引き締めた。
同監督とクラブの契約は2015年6月末までで、契約更新のオプション付き。また助監督には、元イタリア代表のチームメイトでもあったピエールルイジ・カシラギが就任している。
ゾラはカリアリの本拠地、サルデーニャ島の出身。現役時代の最後のクラブとして、2003-05年シーズンにカリアリのユニフォームを着てプレーした。監督としてはプレミアリーグのウエストハム、チャンピオンシップ(イングランド2部)のワトフォードを率い、U-16イタリア代表の指導をした経歴がある。
カシラギ助監督とはイタリア代表時代のチームメイトで、共に1991-97年までアッズーリの攻撃プレーヤーとして戦った。同助監督は以前、U-21イタリア代表監督を務めている。
新体制はクリスマス休暇後、29日の練習からスタートする。
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