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「苛立たしい」アーセナルDF冨安健洋が復帰戦で再負傷、1ヶ月の離脱と現地報。地元紙は中心選手と比較「今後の決断を示唆」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アーセナルの冨安健洋

【写真:Getty Images】

冨安の度重なる負傷

 アーセナルに所属するサッカー日本代表DF冨安健洋が、膝の怪我の再発によって約1ヶ月程度離脱する可能性があるようだ。地元メディア『football.london』は現地時間15日に、冨安の負傷に関する状況と度重なる怪我が同選手に与えている影響について報じていた。

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 今夏に開催されていたプレシーズンマッチ直前に、膝の負傷で長期離脱していた冨安。その後開幕から一度も試合に出場できていなかったが、現地時間4日に行われたサウサンプトンの試合で途中出場ではあるもののピッチに立つ姿を見せていた。しかし、84分からの出場でアディショナルタイムを含めると約15分程度のプレーであったにもかかわらず、再び膝を負傷して戦線を離脱する可能性があるようだ。

 英メディア『TEAMTALK』は、「サウサンプトン戦での短い出場の間に、冨安が膝の故障を再発してさらに1ヶ月ほど試合に出場できない可能性があることを深刻に懸念している」と、同選手の怪我の状況について伝えていた。

この報道を受けて地元紙は、「日本代表選手が繰り返し患っている問題の性質を考えれば、これは全く驚くべきことではない。しかし、復帰戦となるサウサンプトンの試合で出場時間が少なかったことを考えれば、この症状がいかに早く再発したのかは苛立たしいところだ」と、繰り返される負傷に不満を示している。

 また、「アーセナルは冨安の負傷状況を念頭に置いて、今後の計画を立てていた兆候がある」と言葉を続け、「同選手とベン・ホワイトは21年の同じ夏に到着し、わずか6日違いで新しい契約にサインした。しかし、ホワイトは28年まで契約を延長し1年のオプションをつけた。一方で、冨安はそうではなかった。彼の契約延長は26年までで1年のオプションをつけた」と、中心選手であるホワイトとの契約の違いについて注目し、怪我の影響が待遇の違いにも反映されていることを指摘していた。

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【了】

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