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【写真:Getty Images】
オーストラリア監督に要注意?
サッカー日本代表は15日、埼玉スタジアムでFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)の第4戦オーストラリア代表戦に臨む。オーストラリアメディア『TheSportingNews』は現地時間14日に、新しく指揮官に就任したトニー・ポポヴィッチ監督が同国代表を勝利に導くだろうと報じていた。
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オーストラリア代表は、アジア最終予選初戦のバーレーン代表に0-1で敗れると、第2節のインドネシア代表戦は0-0のドロー。その後、グラハム・アーノルド監督が辞任し、トニー・ポポヴィッチ新監督のもとで臨んだ第3節の中国代表との試合では、先制ゴールを献上してしまったものの、その後3ゴールを奪い逆転勝利を果たしている。
同メディアは、「紙の上では誰が勝者になるか明らかだ。結局のところ、無敵のアンジ・ポステコグルー監督も日本に勝てなかった。なのにどうして就任2試合目で勝てるというのだろうか」と前置きしつつも、「ポポヴィッチ監督が日本戦の呪いを解く最適の人物である理由。51歳の彼はキャリアの中で何度も、誰も彼やチームを信じていない時に、チームの支持と影響力を獲得してきたことを証明してきた」と述べた上で、ポポヴィッチ監督のこれまでのキャリアを紹介していた。
「パース・グローリーでは、最初のシーズンで、チームを中堅の平凡なチームからグランドファイナル出場まで引き上げた。メルボルン・ビクトリーでは、リーグ最下位に終わったばかりのチームを引き継ぎ、オーストラリアカップ優勝に導き、最終的には在任中にグランドファイナルに進出した。しかし、彼が最も驚異的なレベルで成功したのは、最初のクラブであるウェスタン・シドニー・ワンダラーズでのことだ。この新設チームは、最初の3試合では得点すらできず、笑いものになり始めていた。監督はその後、14年にアジアチャンピオンズリーグでオーストラリアのチームとして初めて、さらには初挑戦で優勝を果たした」
そして、「これまでの功績は、どれもまぐれや偶然ではなく、できるだけ高いレベルを目指すことが彼の性質でありDNAであることを明らかにしている」と言葉を続け、「彼がこの職についてまだ2週間しか経っていないことを考えると、日本戦で勝利するのは容易ではないだろう。しかし、すでにオーストラリア代表の選手たちを、彼が望んでおり必要とする戦う精神を持つ戦士に育てようと懸命に努力していることは間違いない」と、新監督の下で代表チームは変わりつつあり、日本代表にとっても脅威をもたらすであろうと伝えている。
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