元イングランド代表主将でFWのガリー・リネカー氏が、22日に行われた親友の結婚式で披露した各界の著名人から集めたビデオレターが話題となっている。24日の英紙『メール』など、複数メディアが一斉に報じた。
リネカー氏は、自身が後援する自動車保険会社『インジェニー』で代表取締役を務めるリチャード・キング氏の結婚式にベストマン(=花婿付添人)として出席し、会食の際にサプライズで各界の著名人から集めたビデオレターを披露し、笑いを誘った。
ビデオレターには、キング氏がサポートするチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督、同クラブ主将の元イングランド代表DFジョン・テリー、元同代表のDFリオ・ファーディナンドやFWアラン・シアラー氏、今月現役引退を表明した元フランス代表FWティエリ・アンリ氏、元オランダ代表のMFルート・フリット氏とクラレンス・セードルフ氏、元ブラジル代表FWペレ氏、元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏など、錚々たるメンバーが出演した。
しかし、出演した全ての著名人が口をそろえて「リチャード・キング?」と、顔をしかめて困惑した表情を見せており、最初に登場したモウリーニョ監督が「お祝いはするけど、誰だ? 彼は私の事を知ってるかもしれないが、私は知らない」と言うと、ペレ氏も「分からない。誰だ? キングは私だ」と笑っている。
なお、英国らしいブラックユーモアあふれる同ビデオについてスカイスポーツは、「一般人の結婚式で見る史上最高のビデオレター」と称した。
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