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サッカー日本代表に不可欠な守田英正の貢献
サッカー日本代表は15日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦する。直近2試合で得点に絡み、中盤のかじ取り役として欠かせない存在となっている守田英正。13日には自身の特長を分析した上で、得点に絡めている理由についても触れている。
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サウジアラビア代表戦では14分に先制点が生まれた。右サイドの堂安律からファーサイドにクロスが上がる。これを三笘薫がダイレクトで折り返すと、守田が頭でさらに折り返し、ゴール前で鎌田大地が左足で流し込んだ。
「シャドーの選手が外に開いてくれれば、おのずと相手のサイドバックがついてくるので、もともとそこにいたポジションが空くのでそんなに難しくなかった。律は左利きで遠くまで見れるし、本来ウイングの選手なので、そういう選手がサイドの高い位置を取れると入り込む意味がある」
守田は得点につながる場面を分析した。このゴールの起点となったのは、最終ラインからパスを受けた守田の縦パスで、これを受けた南野拓実が右サイドの堂安に展開したところから得点が生まれた。「縦パスからボックスに入っていったので、一連の流れがすごくきれいでよかった」と評価した。
守田はピッチの状況を正確に読み取る能力が長けている。「スペースを見つけるのは凄く得意だなってずっと思っている。どうやったら空くかはほぼ分かっているので、無駄なく走り込めるし、変にバランスを崩さずにバランスを保った中で出ていけるのは自分の良いところ」と分析する。遠藤航といい距離感を保ちながら、機を見て高い位置を取ってチャンスに絡む動きは、サウジアラビア代表戦だけでなく、9月の2試合でも見られた形だった。
オーストラリア代表はサウジアラビア代表とは違った特徴を持っており、想定とは違った戦い方をしなければいけない状況が出てくるかもしれない。また、前日練習を欠席した遠藤航に代わって、さらにピッチ上でリーダーシップを取っていく必要もあるだろう。最終予選で連勝キープをするためにも、守田の活躍は欠かせない。
(取材・文:加藤健一)
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