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「昔はオーストラリアに劣っていた侍ブルー」英紙、サッカー日本代表が「挑戦者」豪州代表を迎えると注目「日本の成功基盤は…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表MF南野拓実

【写真:Getty Images】

オーストラリア代表、挑戦者?

 サッカー日本代表は15日、埼玉スタジアムでFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)の第4戦オーストラリア代表戦に臨む。英紙『Guardian』は現地時間14日に、かつてはアジアで日本代表を上回っていたオーストラリア代表が、この試合では挑戦者として日本のホームに乗り込むことになると注目していた。

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 記事の冒頭では、長い間日本代表の天敵だったオーストラリア代表FWティム・ケーヒルについて言及。06年ドイツW杯グループリーグ初戦にて、日本代表リードの後半途中から出場したケーヒルが同点、そして勝ち越し弾を決めた試合について、「ケーヒルは日本にとっての弱点だった」と振り返っている。

 そして、「それから15年の間に、両国の歩む道はまったく異なる方向へと向かった」と前置きし、「06年当時、日本はプレミアリーグの『有名』選手を擁するチームとの対戦において劣等感を抱いていたと言ってもいいと思う。そして、その劣等感は11年のアジアカップ決勝でオーストラリアに勝利するまで続いていた。あの勝利は間違いなく日本にとっての分岐点となり、オーストラリア代表とのその後の試合で日本に自信を与えた。その後の数回の対戦では、日本はオーストラリアと互角に戦い、何度も引き分けた。近年、状況はさらに日本に有利に傾いている。日本が今や優勢なだけでなく、日本もオーストラリアもそれを理解しているのだ」と、日本代表とオーストラリア代表の力関係が入れ替わったことを強調していた。

 同メディアは、「昔はオーストラリアに劣っていると感じていたサムライブルー」と題して、「チームの成功は長期的な計画によるものだと考えている。日本には60のプロクラブがあり、資金や施設など選手がベストを尽くせるリソースがすべて整っている。そして計画通りに動いている。これはJFAの功績であり、アジアのほとんどの国よりも優れている理由だ」と、日本代表がここ数年成功を収めている理由について分析している。

 そして、「大陸が羨むほどの才能の豊富さを誇る日本の現代の成功の基盤は、93年に創設され、現在では3つの部門に60チームを擁する国内のJリーグだ。比較すると、オーストラリアリーグはまだ13チームしかなく、統一された2部リーグの見通しは立っていない」と、プロサッカークラブの組織力の違いも代表の力関係に影響していると伝えていた。

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【了】

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