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オランダリーグは日本選手の最高の登竜門?日本代表FW小川航基の活躍に蘭メディアは「素晴らしい中間ステップ」「K3を結成」

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表の小川航基

【写真:Getty Images】

オランダリーグ、登竜門

 サッカー日本代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)の第3節でサウジアラビア代表と対戦し、2-0で完勝した。NECナイメヘンに所属するサッカー日本代表FW小川航基は途中出場ながらゴールを決めている。蘭メディア『FORZANEC』が日本選手の活躍に焦点を当てていた。

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 サウジアラビア代表との試合で、途中出場ながらゴールを決めた小川。これでW杯アジア予選では5試合4ゴールと好調を維持している。所属クラブのエールディヴィジ・NECナイメヘンでも、昨季は32試合に出場して11ゴール1アシスト、今季も7試合に出場してすでに2ゴールを記録していた。

 同メディアは、「エールディヴィジは日本人サッカー選手にとって長年なじみのある場所だ」と題して、「あるものにとってはトップで名を上げるための登竜門であり、あるものにとっては優れたメンタリティーと洗練されたテクニックでファンの心を奪う場所である」と、日本人選手にとってステップアップに向けた良い場所であること、また活躍しやすい場所でもあると記事で言及している。

 さらに、「現在エールディビジでは小川航基、佐野航大、塩貝健人ら6人の日本人選手がプレーしている。どの国にも独自のサッカー文化がある。日本はテクニカルな選手が多く、狭いスペースでのアクションのスピードが速い国だ」と日本選手の特徴について言及した上で、「彼らは皆良い態度とメンタリティを持っている。そのため、すぐにエールディビジに適応できるだろう。しかし、体力的には最高レベルに向けての準備が整っていない。そして、オランダはヨーロッパで最も強度の高い大会ではありません。よって、日本人選手たちがさらなる一歩を踏み出すための素晴らしい中間ステップになる」と、オランダが日本の選手たちにとってなぜ良い場所となりうるのか説明していた。

 またNECナイメヘンの日本人選手たちについても言及しており、「昨夏に塩貝が加入したことで、日本の「K3」(小川航基、佐野航大、塩貝健人)が結成された」と言葉を続け、「塩貝と夏に意見交換をした。彼はまず大学で学び、J1リーグでのプレーを両立させたいと考えていた。両親に、彼は他の2人の日本人選手と慣れ親しんだ環境で過ごすことができると話したところ、最終的に考えを変えた。それは非常に重要だった。なぜならあの2人の日本人(小川、佐野)と一緒にプレーして、サポートを得られるからだ」と、塩貝の加入に既存の日本人選手の存在が大きかったことを語る、クラブのテクニカルディレクターであるカルロス・オールバース氏のコメントを紹介している。

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【了】

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