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FIFAワールドカップ26・アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表の勢いが止まらない。予選3連勝を飾り、現在の森保ジャパンのレベルの高さは誰もが認めるところだが、一方で、ファンの間で「なぜ呼ばれない?」と議論の対象となる選手も存在する。今回は、日本代表に招集したかった6人の選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
DF:毎熊晟矢(まいくま・せいや)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年10月16日
所属クラブ:AZアルクマール(オランダ)
24/25リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト
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今夏から欧州でプレーしている毎熊晟矢は、移籍直後から絶好調を維持している。本来であれば森保ジャパンに順当に招集されるだけのインパクトを残しているのだが、26歳の攻撃的サイドバック(SB)が代表メンバー入りから遠ざかっているのには成績面とは別の理由がある。
今年7月、毎熊はセレッソ大阪からAZアルクマールに完全移籍で加入。エールディヴィジ(オランダ1部リーグ)では4バックの右SBとして開幕から6試合連続先発フル出場を果たすなど、すでに新天地でレギュラーの座を確保している。
2023年9月の欧州遠征では日本代表メンバーに初選出。今年1月~2月にかけて開催されたAFCアジアカップ2023にも参戦し、毎熊はこのまま森保ジャパンの常連メンバーに食い込んでいくものと思われた。
しかし、アジアカップ後のFIFAワールドカップ26・アジア2次予選から、毎熊は一度も日本代表のユニフォームを身に纏っていない。その大きな理由としては、森保一監督がアジアカップまでの4バックから攻撃型3バックへとシステムを変更した点が挙げられる。4バックの右SBを務めることが多い毎熊は、必然的にチーム内の序列が下がってしまったのだ。
所属クラブで活躍しているにも関わらず、日本代表に招集されないジレンマ。森保監督が戦術の幅を確保するために4バックを選択肢の1つとして持つか、毎熊自身が3バックシステムの中で新境地を見出せない限り、日本代表復帰の可能性は低いままとなりそうだ。