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サッカー日本代表、苦戦も予想された死の組で全勝継続

　サッカー日本代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）でサウジアラビア代表と対戦し、日本代表は2－0の勝利をおさめた。オーストラリア代表などが苦戦するアジア最終予選において、日本代表の勝利だけが唯一確実であると、米メディア『ESPN』が報じている。

　日本代表は初戦の中国戦で7-0の大勝を飾ると、続くバーレーン戦も5-0で快勝。2試合で合計12得点無失点という好スタートを切って、2位サウジアラビア代表との直接対決に臨むことになった。鬼門の中東で試合が行われるため、苦戦も予想されたが、終わってみれば2-0の勝利をおさめて連勝を継続している。オーストラリア代表や韓国代表、イラン代表などアジアの強豪が苦戦する中で、日本代表だけは合計14得点無失点という驚異的な成績を残し、アジアで飛び抜けた存在となっている。

　この状況を踏まえ、同メディアは「アジア予選の予測不可能な状況の中で、唯一確実なのは日本の勝利だ」とつけ、「アジアの3次予選は、これまで想像もできなかった展開を通じて、確かにかなりのドラマを生み出してきた。インドネシア代表は、このステージに初めて登場し、18チーム中最下位になると思われたものの、強敵相手に3回引き分けて無敗を保っている不屈の新興チームだ。バーレーン戦も歴史的な勝利をほぼ収めることができたかもしれない試合展開だった。2大会連続でアジアカップ王者のカタール代表は意外な苦戦を強いられており、出だしで躓きながらもようやくキルギス代表に勝利したが4位だ。北朝鮮代表もUAE代表とカタール代表を相手に引き分けに持ち込んでいる。あらゆる予想が飛び交う中、一つだけ確かなことがある。それは日本が圧倒的なパフォーマンスを見せ、順調に勝利を重ねていることだ。驚くべきことに、最もスリルと興奮をもたらすことが約束された死のグループ内で起こったことだ」と報じている。

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