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YBCルヴァンカップ準決勝第1戦、横浜F・マリノス対名古屋グランパスが日産スタジアムで行われ、名古屋が3−1で先勝した。決勝進出に向けて大きなアドバンテージを得た名古屋において、この試合全ての得点を演出したのは今夏新加入した徳元悠平だった。その正確な左足から繰り出されるキックの秘訣とは?(取材・文:藤江直人)
徳元悠平の特徴は「明るさだと思います」
失礼とは存じつつも、思わず「はい?」と真意をただしてしまった。名古屋グランパスを率いる長谷川健太監督から返ってきた言葉は、気がつけば聞き直してしまうほど意外な響きを伴っていた。
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敵地・日産スタジアムで横浜F・マリノスに3−1で先勝した、YBCルヴァンカップ準決勝第1戦後の公式会見。利き足の左足を駆使した正確無比なキックで、名古屋の全得点をアシストした左ウイングバック(WB)の徳元悠平が、FC東京から期限付き移籍で加入した今夏以降に何をもたらしたのか、と聞いた直後だった。
「明るさだと思います」
間髪入れずに、それも真顔で返した指揮官は、再び質問されても答えを変えなかった。
「非常に陽気なキャラクターなので、すぐにチームに馴染んだというか『お前、本当にこの夏にきたのか』という感じですね。沖縄の雰囲気じゃないですけど、ほんわかとした感じでチームのみんなを和ませてくれる存在だと思っています。
彼の周りに多くの選手が集まるし、(チーム内の)コミュニケーションが非常に多くなる、という形でもたらしてくれた効果が非常に大きいと思っています」
沖縄県糸満市で生まれ育ち、9月に29歳になったばかりの徳元が、プレー面では何をもたらしているのか。まだまだ期待している、という檄を込めるように指揮官は苦笑しながら続けた。