バルセロナのDFジョルディ・アルバ【写真:Getty Images】
バルセロナのDFジョルディ・アルバは、10月の末に代理人を通してマンチェスター・シティに“逆オファー”するも、シティは関心を示さなかったという。スペイン紙『マルカ』が22日に伝えている。
シティへの“逆オファー”は二つの目的があった。第一に、シティがJ・アルバに関心を抱いているか確認したうえで、同選手の獲得のためにオファーを提示する意向があったか探るため。そして、オファーがあった場合、バルサとの年俸アップ交渉の駆け引きとして使う予定だった。
同紙によればジョルディ・アルバは、10月25日に行われたレアル・マドリー戦でスタメンから外されたことに失望したという。
またJ・アルバは、年間350万ユーロ(約4億9千万円)の年俸は自身のパフォーマンスに見合っていないと不満を抱いている。パフォーマンスが疑問視されているアウベスの1000万ユーロ(約14億円)、アドリアーノが貰っている500万ユーロ(約7億円)と出場機会がほぼゼロのモントーヤの300万ユーロ(約4億2千万円)を考慮すれば尚更である。
シティは関心を示していないものの、欧州の他のビッグクラブがJ・アルバにオファーを持ちかける可能性はある。バルセロナは同選手の年俸アップが必須課題の一つであると自覚している。
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