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【写真：Getty Images】

ザネはニューカッスル移籍？

　ニューカッスルは、バイエルンに所属するFWレロイ・ザネの獲得に関心を強めている。近年、多額の資金を投下してチーム強化を進める同クラブだが、財政上の懸念から、フリーエージェント市場の開拓を検討している模様だ。イギリスメディア『FootballInsider』が現地時間7日に報じた。

　財政問題に苦しみ、今夏の移籍市場では、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則（PSR）に抵触する寸前まで追い込まれていたニューカッスル。現状、大金を投入してビッグネームを獲得するようなことは難しく、選手補強をするには工夫した立ち回りが必要だ。マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムでチーフスカウトを務めた経歴を持ち、現在もサッカー界に幅広い人脈を持つミック・ブラウン氏が『FootballInsider』に語ったところによれば、クラブは、フリーで移籍金のかからない選手の獲得を目指しているらしい。

　そして、「ブラウン氏は、ニューカッスルが来夏の移籍市場を前にして、レロイ・ザネとの契約合意を最優先事項として推し進めると主張している。同氏は、『彼らの財政状況を考えると、この移籍を何としてでも成立させたいはずだ』と語った」と、ザネへの関心を報じた。現在28歳のウイングとバイエルンの契約は、2025年6月30日に満了することになっており、同メディアの情報よれば、新契約交渉は一度決裂した模様。このまま契約延長が無ければ、争奪戦は必至となるが、果たしてバイエルンの現10番は、19/20シーズン以来となるプレミアリーグ復帰を果たすことになるのだろうか。

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