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2024シーズンの明治安田J2リーグではザスパ群馬が苦しんだ。34試合を消化した時点での勝ち点は17で、勝利は3つしかない。すでに来季のJ3降格が確定している。そんなザスパ群馬のように、過去にJ2で散々な成績に終わったクラブはいくつもある。今回は、J2でボロボロだった主チームを紹介する。※成績は『J.League Data Site』を参照
ヴァンフォーレ甲府(2000年)
【写真:Getty Images】
2000シーズン成績:5勝3分32敗(勝ち点18)
監督:塚田雄二
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2022シーズンの天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会初優勝、AFCチャンピオンズリーグ2023/24出場と、近年のヴァンフォーレ甲府は華々しい成績を収めている。だが、2000シーズンのJ2リーグに目を移すと、なかなか白星を挙げられずに不名誉な記録を作るなど苦労の跡が見て取れる。
2000シーズンに臨んだ甲府の登録選手は24人と最低限の人数だった。しかも、そのうち6人はアマチュア契約。結局、選手の頭数が足りなくなる事態が発生し、当時フィジカルトレーナーだった鶴田道弘を急遽プロ契約とするドタバタぶりだった。
選手の登録をめぐる混迷ぶりは、如実に成績へと反映された。第4節・ベガルタ仙台戦に1-0で勝利したのを最後に、チームは6連敗。1分けを挟み、その後は19連敗を喫して最下位でシーズンを終えた。
当時、連勝や連敗は引き分けを挟んでカウントしていたために公式記録上では25連敗となっていたが、のちにカウント方式が引き分けを挟まない形に変更されたことで19連敗に数が減った。とはいえ、クラブ関係者やファンの中に連敗数の減少を素直に喜ぶ者はいないだろう。
なお、2000シーズンに甲府が記録した26戦未勝利記録は、2003年~2004年に30戦未勝利だったサガン鳥栖が更新。さらに、2010年~2011年にかけてギラヴァンツ北九州が35戦未勝利で再更新している。
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